世の中予想していないカードが登場する日々です
皆さんがご存じの三井住友カードTile,Bluetoothやリチウムイオンバッテリー,スピーカーまで搭載されているカードです.
私の元へもやってきました.
当選メールです.フィッシング詐欺とも言われたメールですね.
Twitter上で当選メールが届いている方が出始めているとき私の元へは来なかったので外れたものと思いましたが,当選したもののカード発行に至らなかった方がいたのか時が過ぎてから当選メールを受信しました.
正直悩みましたね,カード発行手数料5,500円という金額を考えて発行するほどの価値があるのかよくわからないところでした.しかし面白いカードが出てきたのも事実で申し込みたい気持ちが強かったのです.
そんなこと言ってもカード発行してしまったんですが…
カード到着
YouTubeやブログ上でよく見るメタルカードのボックスかと思うほどの厚みと黒さです.
このサイズでの書留郵便は滅多に届かないのではないかと思います.
裏面です.黒さが一層目立ちます.
厚みです.
早速開封してみました.
Tile本体,充電器,取扱説明書と会員規約です.
いやはやクレジットカードに取扱説明書がついてしまう時代となったんですねぇ.カード破棄時にはどこにハサミを入れるかも指定されています.もちろんリチウムイオンバッテリーを裁断してしまっても安全上には問題ないとのこと.
本体をよく観察してみます.
一般的なクレジットカードと外見上の差異は見受けられません.
このカードで音が鳴ったりBluetooth発信機として用いるのはもちろんのことですが,左下の「tile」と書かれているエリアはボタンとなっています.スマートフォンで設定することによりカードのボタンを2回押すことでスマートフォンを鳴らすことができるのです.
不思議です.
こちらは充電器です.
いやはやクレジットカードの充電器って本当に何でしょうかね.
何回も言うようですけどすごい時代ですわ.
それぞれカード差し込み口とUSBケーブルです.
USBケーブルは格納できるようになっているので邪魔になりません.
USBケーブルを出してみました.
たまに見る形のUSB差し込み口ですよね.一般的なUSB TypeA端子ですので問題ありません.
そしてこちらが充電してみた写真です.
充電器にPowerとChargeが点灯していることがおわかりいただけると思います.
USB接続時はPowerが点灯しており,クレジットカードを差し込むとChargeが点灯します.
Tileの充電が完了するとChargeは消灯し満充電となったことが分かる仕組みとなっています.
ただ1回充電してみて分かったことですが,クレジットカードのICチップにキズが大きく残ります.店舗でICチップでの決済をする場合よりもわかりやすいキズが残るような印象です.
アプリを忘れずに
Tile機能を使うに当たってアプリを入れ忘れては意味がありません.
GooglePlay,AppStoreでTileと検索しダウンロードしましょう.
設定していきましょう.
筆者は一度もTileを使ったことがないため新規登録から始めます.
メールアドレスとパスワードを設定します.
諸々設定したあとはデバイスを探します.
今回は三井住友カードTileとなるので一番下にある三井住友カードを選択します.
このまま次を選択します.
検索が始まるのでそのまま待ちましょう.
有効になればこのように表示されます.
ただのクレジットカードだと侮ってはいけません.
一つのデバイスです.
IoT時代の到来といったところでしょうか.
三井住友カードTileの報道で流れていた通知音ももちろんですが,他の通知音に変更することも可能です.そのときこのような画面が表示されます.不思議な気分です.
まとめ
今回の三井住友カードTile登場にあたって様々な用途へ使われる可能性があると考えています.何よりもここまで薄くして機能を実装できたことは驚きであり,社員証のような薄型である所持物に搭載すれば何か良いことがあるかもしれません.(社員証はセキュリティ面でも重要でしょうから実用的かもしれませんね.)
友人とも話をしていたのですがクレジットカードをあまり使わない方,落とすのではないかと常に不安な方に使ってもらうことが良いのかもしれません.
執筆時点では1,500枚限定ではありましたが,勝手な予想をすれば決済不可や故障等の不具合を見極めている期間と考えています.一定の期間が経過すれば一般発行されるのではないかと思います.
今後の展開に期待ですね.
おわり.
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